会場:宮城県 石巻市街地、牡鹿半島
© Reborn-Art Festival 2021-22
半島の先端で、空と海、金華山に向き合う
白い道
島袋道浩 / SHIMABUKU
半島の先端で、
空と海、金華山に向き合う
「白い道は樹木の間を抜け、空へ、海へと延びていきます。 金華山が迫り、波の見えるところ、そこに鳥たちは遊んで居るでしょうか? そこは自然をもう一度発見するところです。」(島袋道浩)
島袋道浩
SHIMABUKU
美術家。 1969年、神戸市生まれ。 12年間のドイツ、ベルリン滞在後、2017年より那覇市在住。 1990年代初頭より国内外の多くの場所を旅し、そこに生きる人々の生活や文化、新しいコミュニケーションのあり方に関するパフォーマンスやインスタレーション作品を制作。 詩情とユーモアに溢れながらもメタフォリカルに人々を触発するような作風は世界的な評価を得ている。 パリのポンピドゥー・センターやロンドンのヘイワード・ギャラリーなどでのグループ展やヴェニス・ビエンナーレ(2003、2017年)、サンパウロ・ビエンナーレ(2006年)、ハバナ・ビエンナーレ(2015)、リヨン・ビエンナーレ(2016年)などの国際展に多数参加。 2017年のリボーン・アート・フェスティバルにも参加し、鮎川ののり浜で「起こす」という作品を発表した。 2021年にはヨーロッパ各地での大規模な個展が企画されている。 作品はポンピドゥー・センターやモナコ新国立美術館など世界各地の美術館やアートセンターに収蔵されている。 著書に『扉を開ける』(リトルモア)、絵本『キュウリの旅』(小学館)など。
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Photo : Noguchi Rika
鮎川エリア
市街地から車で1時間ほどで至る牡鹿半島の南端部。 奥州三霊場の一つである金華山を望む海景も見ものです。 金華山沖は黒潮と親潮がぶつかり合う世界三大漁場の要地で、かつては捕鯨基地として栄えました。 2019年中には観光施設『鮎川浜ビジターセンター』、2020年には『ホエールタウンおしか』がオープン。