Reborn-Art Festival

利他と流動性 [ 後期 ] 2022年8月20日 (土) - 10月2日 (日) ※ 会期中に、休祭日を設ける予定です

会場:宮城県 石巻市街地、牡鹿半島

新型コロナウィルス感染症対策について

© Reborn-Art Festival 2021-22

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【 参加者募集 】 石巻の料理人や研究者らと一緒に豊かで広い海を訪ね、インディーズフィッシュの魅力に出会う体験講座開催

Reborn-Art Festival では、石巻市内で見られる未利用・低利用の魚介類を「インディーズフィッシュ」と名付け、調査・発信する活動を行っています。このたび、サントリー東北サンさんプロジェクト「みらいチャレンジプログラム」の助成を受け、子どもたちに向けた2つの体験講座『いただきます!石巻インディーズフィッシュ ―おでかけ編―』を開催いたします。

食べにくい、小さくて扱いづらい、なじみがないなど、本来はおいしく食べられるはずなのに様々な理由から利用価値を見出せずにいる未利用・低利用魚。

Reborn-Art Festival では、そんな一見メジャーではない魚たちをレアでユニークな存在である《インディーズフィッシュ》と名付け、料理人やアーティスト、研究者らと未利用・低利用魚の存在や海について知っていく活動「いただきます!石巻インディーズフィッシュ」を行っています。

今回開催する2つの体験講座「いただきます!石巻インディーズフィッシュ ―おでかけ編―」では、みんなで海につながる場所に出かけ、実際に未利用・低利用魚に出会うことでその生態や魅力に触れていただこうとするものです。料理人や研究者と一緒に豊かで広い石巻の海を訪ね、調理体験や実験を通し、身近だけれどまだ知られていないインディーズフィッシュたちの魅力に出会ってみよう。

いただきます!石巻インディーズフィッシュ ―おでかけ編―

体験講座 ①「部位に注目!ひと手間かけておいしくいただく」

食材としてポピュラーな魚であっても、頭や内臓など、調理や流通しづらいために破棄されがちな部位があります。それらを上手に使うことも、インディーズフィッシュの活用につながります。例えば、石巻の冬の味覚である「タラの頭」や「ナマコのわた(内臓)」も、扱い方次第でおいしい食材に変身するのだとか。今回は石巻の料理人・阿部司さんを講師に迎え、ひと手間かけることで未利用部位をおいしくいただく、料理の実演や体験を行います。

日時:2024年2月3日(土)10:00〜13:00
場所:はまさいさい(宮城県石巻市荻浜家前75) ※ 付近に駐車場がございます。
講師:阿部司(割烹滝川)

出会えるインディーズフィッシュ:マダラ、マナマコ、シウリ貝(ムール貝)、アカザラ

募集人数:10名
持ち物:野外で活動して良い服装、飲み物
参加費:無料

【 講師プロフィール 】

阿部司 | Tsukasa Abe
割烹滝川(石巻)。宮城県女川町出身。調理師専門校卒業後、関東方面で修行。帰郷し、家業の水産加工事業に従事しながら、滝川の調理部を兼務。2011年、滝川4代目に就任。小中学校で郷土料理の授業を行うなど、地元の食文化を保存、発信する活動を行っている。石巻の身近な郷土料理を伝える本『たべる つくる 石巻(春夏版 / 秋冬版)』(日本家政学会)のレシピの聞き取り、調理再現を担当。石巻芽生会会長。

 

いただきます!石巻インディーズフィッシュ ―おでかけ編―

体験講座②「海の厄介者やっかいもの?」海藻・ホンワダラの住処すみかへ行こう!

魚だけではなく、海藻にも「インディーズ」な存在があります。寒さ厳しい冬になると沿岸の磯周りにもくもくと茂り、磯漁に向かう小型船外機のプロペラに絡みつく海藻「ホンダワラ」もその一つ。今回は、石巻専修大学の鈴木英勝先生と一緒に船に乗って彼らの住処を訪ね、フィールドリサーチや実験を通して、漁師たちにとって厄介者と思われがちな海藻・ホンダワラの面白い生態をひもときます。厄介者が人類を救うかもしれません!?

日時:2024年2月18日(日)13:00〜16:00
場所:はまさいさい(宮城県石巻市荻浜家前75)※付近に駐車場がございます。
講師:鈴木英勝(石巻専修大学理工学部生物化学科准教授)

出会えるインディーズフィッシュ:ホンダワラ

募集人数:15名

持ち物:野外で活動して良い服装、飲み物、酔い止め、濡れても大丈夫な手袋(海中からホンダワラを収穫する際に使います)

参加費:無料

※ 活動内容に船での移動が含まれますので、必要な方は各自で酔い止めなどの対策をお願いします。船の上では水飛沫が飛ぶことがあるため、カッパ類やタオル等もご持参ください。

※ ライフジャケットはこちらで手配しております。

【 講師プロフィール 】

鈴木英勝 | Hidekatsu Suzuki
深海魚の研究者。石巻専修大学理工学部生物化学科准教授。宮城県生まれ、石巻専修大学大学院理工学研究科博士後期課程修了博士(理学)。平成14年、第43次南極地域観測隊専用観測船同行者として南極航海に参加(写真に映るのは南極で生息するコウテイペンギンの成体と同じ大きさのバルーンです)。仙台うみの杜水族館での深海魚展示協力、いしのまき子ども未来スクール2023ウインタースクール「石巻の深海魚博士になろう!~深海の生き物から見た石巻の漁業と海の問題~」の講師など、海の魅力や問題を伝える活動も行う。

 

【 申し込み方法 】

専用フォーム か Reborn-Art Festival 事務局へのお電話にてお申し込みください(予約制・先着順)

【 注意事項 】

・各体験講座は予約制・先着順、定員になり次第受付終了となります。

・出会えるインディーズフィッシュは天候や海の状況により変更になる可能性がございます。

・野外の移動や活動も含まれますので、歩きやすい格好、防寒対策をお願いいたします。

・当日は広報や記録のために、写真や映像の撮影をさせていただく予定です。

主催:一般社団法人Reborn-Art Festival
助成:サントリー東北サンさんプロジェクト「みらいチャレンジプログラム」
協力:割烹滝川、石巻専修大学

問い合わせ先:
一般社団法人Reborn-Art Festival
〒986-0812 宮城県石巻市東中里2丁目1-1
電話: 0225-90-4726 FAX: 0225-90-4727

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OUTLINE

開催概要

Reborn-Art Festival 2021-22
[ 後期 ]
— 利他と流動性 —

【 会期 】

2022年8月20日(土)~ 10月2日(日)
※ 休祭日:8月24日(水)、9月7日(水)、9月14日(水)


【 会場 】

宮城県 石巻市街地
(石巻中心市街地、復興祈念公園周辺、渡波)、
牡鹿半島(桃浦・荻浜、鮎川)


【 鑑賞時間 】

石巻市街地(石巻中心市街地、
復興祈念公園周辺、渡波)
平日・土日祝 10:00〜17:00(16:30最終受付)

牡鹿半島(桃浦・荻浜、鮎川)
平日 10:00〜16:00(15:30最終受付)
土日祝 10:00〜17:00(16:30最終受付)

※ 施設、作品によって異なる場合があります


【 主催 】

Reborn-Art Festival 実行委員会
一般社団法人APバンク


【 共催 】

宮城県、石巻市、塩竈市、
東松島市、松島町、女川町
株式会社河北新報社、
東日本旅客鉄道株式会社 仙台支社


【 助成 】

令和4年度 文化庁
国際文化芸術発信拠点形成事業



【 特別協賛 】

【 協賛 】

EXELCO DIAMOND

【 後援 】

TBC東北放送、仙台放送、ミヤギテレビ、
khb東日本放送、エフエム仙台


【 特別協力 】



Reborn-Art Festival 石巻実行委員会


【 協力 】

日本製紙株式会社石巻工場、西濃運輸株式会社、
石巻専修大学
株式会社宝栄建設、
FSX株式会社、社会福祉法人夢みの里

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