Reborn-Art Festival 2021-22[前期]における食のシンポジウムに登壇していただいた、自然体で食材に向き合い環境問題などにも目を向ける京都の中国料理「大鵬」の渡辺幸樹さん。シンポジウムでお話しいただいた内容には来場者のみならず、料理人など食の関係者にも多くの感銘を与えました。
その渡辺さんをゲストに迎え、小林武史にまつわる音楽の映像や渡辺さんの料理を味わえるトークイベント『Reborn-Art Session 〜 食と暮らしと音楽』を開催いたします。
その他のトーク登壇者はフードセッションリーダーの阿部司(割烹「滝川」)と小林武史。今年8月にオープンしたばかりの会場「シアターキネマティカ」にも注目です。
予約はこちらから。
『Reborn-Art Session 〜 食と暮らしと音楽』
出演:
渡辺 幸樹(中国料理 大鵬)
阿部 司(割烹滝川/RAF 2021-22後期フードセッションリーダー)
小林 武史(音楽家/RAF 2021-22後期フードセッションリーダー)
司会:
松村 豪太(RAF 実行委員会事務局長 )
会場:
シアターキネマティカ(宮城県石巻市中央1-3-12)
日時:
2022年9月4日(日)18:00〜19:30 (開場17:30)
※ 終了時間は前後することがございます
料金:
・1500円(リボーンアート•パスポートは必要ありません)
軽食付き・ドリンク別
予約方法:
peatix にて(SOLD OUT )https://peatix.com/event/3343424/
定員:
30名
主催:
Reborn-Art Festival 実行委員会
渡辺 幸樹
大鵬(京都)二代目シェフ
1981年生まれ。京都出身。京都の中国レストラン「楼蘭」ほか数軒のレストランで研鑽したのち、2009年大鵬に戻るが、現地の中国料理を学ぶため四川などで再び研修。2014年に大鵬をリニューアルし、ワインなどを扱うことをきっかけに自然環境問題に目覚める。農業、畜産、漁業の抱える課題を身近で現実的なものとして捉え、他店が使わない食材や部位などを積極的に取り入れ、「可能な限りもったいないを無くす」をコンセプトに食品ロス削減に努める。また、本当に安心なもの、作り続けることで地球環境への負荷が少なくなるような食材を、中国料理の技法や日本の風土、アイデアを活かして調理し、提供している。
阿部 司
割烹「滝川」、RAF 2021-22 後期 フードセッションリーダー
1972年生まれ。宮城県女川町出身。調理師専門校卒業後、関東方面で修行。帰郷し、家業の水産加工事業に従事しながら、滝川の調理部を兼務。2011年、滝川4代目に就任。小中学校で郷土料理の授業を行うなど、地元の食文化を保存、発信する活動を行っている。石巻の身近な郷土料理を伝える本『たべる つくる 石巻(春夏版/秋冬版)』(日本家政学会)のレシピの聞き取り、調理再現を担当。石巻芽生会会長。
小林 武史
音楽家、ap bank代表理事、RAF 2021-22 後期 フードセッションリーダー
日本を代表する数多くのアーティストのレコーディング、プロデュースを手掛ける。映画音楽においても『スワロウテイル』『リリイ・シュシュのすべて』を手掛けるなど数々の作品を生み出す。2003年に非営利組織「ap bank」を設立。環境プロジェクトに対する融資から始まり、野外音楽イベント「ap bank fes」の開催や東日本大震災などの被災地支援を続けている。千葉県木更津市で農場「KURKKU FIELDS」も運営し「食」の循環を可視化するプロジェクトも進めている。東日本大震災復興支援の一環としてスタートしたリボーンアート・フェスティバルでは実行委員長および制作委員長を務め、2017年には、ビジュアルデザインスタジオWOWとバルーン・アーティストDAISY BALLOONとのインスタレーション作品《D・E・A・U》を制作。